祭りと言えば三社祭。普段神輿に興味がない人も日本に来る観光客も誰でも一度は聞いた事がある有名なお祭りの三社祭。独特のワクワク感があり例年三社祭は必ず撮りに行ってます。今年は人生で初めての体験の本社一之宮の宮入を撮影する事ができました。今まで何時間も前から待機して遠くから望遠カメラで撮った事もある宮入。このお神輿の宮入を見るという事は夢にも思ってなかったので、大変光栄で貴重な時間となりました。当たり前ですが撮影は一発勝負。暗さに弱いカメラだったので、映像には悔いがありますが大変貴重な時間でした。あの空気、あの感動は忘れません。
基本情報
- 開催地:浅草神社(浅草寺本堂のすぐ隣)
- 開催時期:毎年5月の第3金・土・日曜日
- 祭神:土師真中知命(はじのまなかちのみこと)、檜前浜成命(ひのくまのはまなりのみこと)、檜前竹成命(ひのくまのたけなりのみこと)
→ 浅草寺観音像を発見したとされる檜前兄弟と、寺を創建した土師氏を祀っています。
歴史・由来
- 起源は 1312年(正和元年) に始まった「船祭」とされます。
- 江戸時代に入ると浅草寺と一体の祭礼として発展し、庶民の祭りとして人気を集めました。
- 明治以降は浅草神社の例大祭として「三社祭」と呼ばれるようになりました。
主な行事・流れ
◆ 金曜日(初日・宵宮祭)
- 本社神輿の御霊入れの儀。
- 神職が祝詞を奏上し、御霊を神輿に移す神事が行われます。
◆ 土曜日(中日)
- 町内神輿連合渡御
→ 浅草氏子44ヶ町の神輿(約100基)が浅草の街を練り歩きます。 - 浅草の各通りで掛け声と熱気に包まれる最も賑やかな日。
◆ 日曜日(最終日)
- 本社神輿三基の渡御
→ 一之宮・二之宮・三之宮の三基の本社神輿が、早朝から夜まで氏子地域を巡ります。 - 各神輿はそれぞれ異なる地域を担ぎ巡り、最後に浅草神社へ還御(宮入り)します。
- これが三社祭のクライマックスで、浅草一帯が熱狂に包まれます。