台東区は、下谷神社から始まり、三社祭、鳥越祭と来て最後に盛り上がる占めの祭りが矢先稲荷神社です。台東区には他にも素晴らしい神輿や凄い祭りはたくさんあり多すぎて最高の街ですが、あえて一般的にも知れ渡った名前をあげてます。この矢先稲荷神社は例年本社神輿の渡御が行われ、宮出しから最初は地域の人で和気あいあいと担ぎ和やかに渡御が進みます。でもだんだん宮入が近づくにつれ台東区らしい雰囲気に変わってきます。そして始まる宮入道中。この宮入道中から宮入前までの区間がとにかくすごいです。これぞ下町に神輿だと思う激しい渡御が見れます。
神社概要・基本情報
項目 | 内容 |
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所在地 | 東京都台東区松が谷2-14-1 |
祭神 | 倉稲魂命(うかのみたまのみこと) |
例祭日 | 6月15日が例祭日と定められている(東京神社庁の例祭日リストより) |
例大祭の時期 | 6月中旬の週末(6月15日近辺の金・土・日)に実施されることが多い |
氏子区域・氏子町会 | 松葉町(松が谷の一部)を氏子地域とする |
例大祭の構成・主な行事
例大祭における典型的な行事構成と特徴は次の通りです。
日程 | 主な行事内容 |
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初日(例:金曜日宵宮) | 宵宮祭、御霊遷祭(神輿遷霊)などの神事 |
中日(例:土曜日) | 午前に例大祭式典、昼から小神輿・太鼓の町内渡御、夜は奉納演芸・お囃子 |
最終日(例:日曜日) | 発御式 → 本社神輿渡御 → 宮入道中(宮入) → 御霊返し(遷霊祭)など |
備考・特徴:
- 本祭年(“大祭”年)と、陰祭(かげ祭)年とが交互にあるという案内。陰祭の年でも本社神輿が担がれることがある。
- 宮入道中では、鳶(とび)頭による木遣(きやり)などの伝統芸が披露される。
- 本社神輿は昭和6年製、台輪3.5尺、唐破風軒屋根など特徴を持つ造りという記録あり。
- 例年、露店(屋台)が周辺に多数設けられる。