2024年は下谷神社の本社神輿渡御と重なったため、神田祭には顔を出さす久しぶりの神田祭でした。お目当ては日曜日に渡御があった江戸神社の巨大神輿(やっちゃ場神輿)です。多くのお神輿が神田明神を目指し宮入する中、秋葉原周辺を渡御したやっちゃ場神輿。たくさんの観光客がカメラを向けてました。熱い担ぎでまだまだ見ていたいと思う素晴らしい渡御でした。そしてもう終わったし帰ろうと思ったら、神輿関係者よりこの後、行徳の大きな神輿が出ると聞き万世橋へ向かいました。
昭和百年記念を祝うため行徳から来た巨大神輿。まさかここで見れると思わず最後まで見てしまいました。
素晴らしい渡御でした。今年は神田明神での宮入は撮らずこの二基を撮り帰りました。
基本概要
項目 | 内容 |
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名称 | 神田祭(神田明神祭) |
主催神社 | 神田明神(神田神社) |
開催時期 | 5月中旬(5月15日付近の土・日) |
開催頻度 | 隔年/奇数年に本祭(大規模版)、偶数年には簡略な祭礼が行われる “かげ祭(陰祭)” |
規模 | 本祭時には 100基を超える神輿、行列、山車などが都心部を巡行する大規模祭礼 |
起源・由来 | 江戸時代を起点に、徳川幕府の後援を受けて「天下祭」の位置づけで発展した祭礼。 |
歴史・背景
- 神田明神は、創建は古く、730年(天平2年)ごろと伝えられており、江戸以前から地元の守護神として信仰されていました。
- 現在の「神田祭」の形式は、江戸時代中期以降に整備され、特に徳川幕府からの保護を受けて繁栄しました。
- 神田祭と山王祭(赤坂・日枝神社の祭礼)は、かつて江戸城内を通ることを許された数少ない祭礼であり、「天下祭」と呼ばれる格式を帯びていました。
- 祭礼は年によって縮小・簡素化されることがあり、現在も「本祭」と「陰祭」の交互開催制度を採っています。